こんな褒め方はNG! 子どもに間違った褒め方をしていませんか?
普段子どもを褒めるときに、どんな風に褒めていますか?
どんな言葉がけをしていますか?
少し振り返ってみてください。
こんな褒め方を普段、無意識にしてしまっていませんでしょうか?
・できたね!やればできるのに、どうしていつも同じふうにできないの?!
・国語が100点取れたから、算数も100点取ろうね!
2つめ、3つめあたりは、叱咤激励のつもりで言っている方も多いんじゃないでしょうか?
これらは、間違った褒め方なんです。
子どもを褒めるとき、どうなって欲しいと思って褒めますか?
子どもを褒める目的とは?
✔︎頑張ったことを見てくれている人がいて、肯定された。
✔︎嬉しくなって、もっとやろうと思う力が湧いてくる。
✔︎頑張れば自分はできる、という自己肯定感が生まれる。
人と比較したり、できなかったことを叱るのではなく
今結果が出せた事を喜んで、次の挑戦につなげてほしい。
そんな思いから褒めますよね。
・でかした!〇〇ちゃんよりすごいじゃない〜
→ 誰かとの比較で褒めると上限がなくなります。常に比較の対象を探さなくては満足できなくなります。そうではなく、その子自身のこと(できなかったことが、できるようになった)などを褒めてあげましょう。
・できたね!やればできるのに、どうしていつも同じふうにできないの?!
→あれ?これは褒めていますでしょうか?褒めているようで、後に「どうしていつも・・・できないの?!」というどちらかといえば、問い詰められていますよね。これでは褒める目的の「肯定感」が帳消しになってしまいます。褒める時はそのことだけに目を向けて伝えましょう。
・国語が100点取れたから、算数も100点取ろうね!
→これも2つ目の例に似ていますが、さらなる要求が課せられています。
算数が100点取れていないことへの指摘でもあります。この場合は国語を頑張ったことに目を向けて褒めてあげたいです。
褒める時のポイント2点!
それでは褒める時はどのように伝えたらよいのでしょうか?
ポイントは2つ。
- その子のビフォー/アフターを比較して褒める
- 努力した過程を褒める
その子自身の、成長したところ、できるようになったことや頑張りを
身近で見ているパパママ・養育者だから気づいたことを伝えて褒める!
これです!
例えば、算数でいつも掛け算9の段を間違えていた息子さんができるようになったなら
→9の段できるようになったね!昨日の夜頑張って練習したもんね!
→〇〇くん満点じゃん!すごい!ずっと勉強してたのお母さんは見てたよ!
です。
他と比較せず
他を要求せず
このように褒めると、子どもも
頑張れば、練習すれば=出来るようになる
自信がつきます。
努力したことも含めて大好きな両親や保育者から認めてもらえることで、自己肯定感も高まります。
これからも新しいことに果敢にチャレンジしたくなる、
そんな褒め方をしていきたいですね!
ぜひ試してみてください。
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少しでも心にゆとりを持てる子育てへ。
今日も子育ての知識をアップデート♪
(完)
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